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能登半島被災地支援に行ってきました

当法人のスタッフ2名が令和6年5月と10月に

「日本障害フォーラム(JDF)能登半島地震支援センター」の活動に参加してきましたので

報告いたします。

支援の内容は、  

(1)障害者の個別支援(関係団体や現地の相談員等からの情報・要請に対応)

(2)障害者支援事業所の支援(職員退職で不足のため)

(3)情報発信、関係団体との連携などです。



←全然復興の進まない珠洲市内


今回は個別の支援を担当しました。障害のある方の一人では到底出来ない家の中の整理や災害ごみの処分、仮設住宅への引っ越し荷物の運搬。仮設が豪雨で浸かり、再び学校の避難所へ転居という前代未聞の依頼もありました。依頼通りの作業を進めるだけでなく、「食事はどうしていますか」などこちらから体調を崩されていないかなど尋ね、雑談の中から困っていること等の拾い上げも行いました。


               輪島の朝市→



また、出向いた先の近くの店の店員さんが「友人の子供に障害のある子がいて、家が全壊し避難所へ行ったがその子が落ち着かず騒ぐから苦情があり、仕方なく自宅の納屋で暮らしていたことがあった。私はそこに食料や物資を運ぶ支援は出来たが、障害のある子の支援は出来ないので、今後も来てくれると助かります」と話していました

                           転居の手伝い↓ 

                         

まだまだ私たちが把握出来ていない、困難が生じていても声をあげられない、相談することすら出来ない障害のある方々が沢山いることが容易に想像できました。今後も継続した支援が必要であると強く感じます。そして、多くの方がこの現状を知って頂き、未だ復興遅い能登に心を寄せていただきたいと思います。読んでいただきありがとうございました。

                        仮設住宅が豪雨で被災↑




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